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豆知識 甲状腺疾患とは 生活習慣病を知ろう
  なんだか疲れる・・首が腫れてる・・でも原因がわからない。

甲状腺とは喉の下のあたり、気管の前方にある内分泌線です。タラコが蝶ネクタイのように2つ並んだ形をしています。ここから甲状腺ホルモン(T3、T4)が分泌され、体の新陳代謝を促す働きをしています。

甲状腺疾患とは、甲状腺腫瘍と甲状腺の機能障害があります。機能障害は甲状腺ホルモンが「過剰分泌するもの」と「分泌が減少するもの」に分けられます。
  甲状腺ホルモンが「過剰分泌する病気」の代表的なものが、「バセドウ病」です。これは甲状腺を過剰に刺激するタンパク質(TSHレセプター抗体)によって、甲状腺ホルモンが体内に分泌されすぎて、身体の新陳代謝が進み過ぎる病気です。

たくさん食べているのに痩せる、疲れやすい、不眠、動悸、発汗、手の震えなどの症状が出ます。また目のまわりの脂肪組織や筋肉が肥大して、眼球を押し出す「眼球突出」という症状が出る場合もあります。
  甲状腺ホルモンが「低下する病気」の代表的なものは「橋本病」です。
甲状腺を刺激するタンパク質(抗サイログロブリン抗体、抗TPO抗体など)により甲状腺が損傷を受け、ホルモンの分泌量が減って、身体の新陳代謝が低下する病気です。

疲れやすい、脱力感がある、食欲不振、白髪、脱毛、月経異常、認知症、筋力低下など、いわゆる老化現象と似た症状が出るために見過ごされやすく、なかなか病気に気づきません。
  現在、成人100人のうち2〜3人に、甲状腺疾患が認められており、あまり知られていない割に発生頻度の高い病気だと言えます。

男性より女性に多く見られ、思春期以降の女性なら、年齢に関係なく発症します。
  ほとんどの患者さんが、「なんだか体の調子が悪い」、「首が腫れた」と訴えて来院されます。甲状腺疾患は地域や職場の健康診断、人間ドックなどでは発見されにくい病気です。また通常甲状腺を触れることが難しいため、専門医でないと甲状腺の腫れが分かりにくい場合があります。

思いあたる原因や検査で異常がないのに、なんだか体がだるい、調子が悪い、不整脈がある・・などの症状でお悩みの方は、一度内分泌代謝専門内科医に相談されることをお勧めします。

当院では内分泌代謝専門内科医の院長が診察をおこないます。 問診、触診、血液検査、超音波断層診断検査(エコー)により、診断が可能です。原因不明の体調不良でお困りの方がありましたら、お気軽にご相談ください。
 
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